夏本番! 虫よけ製品の安全性と肌への影響
夏は、虫刺されの気になる季節でもありますね。
虫よけ製品は、虫刺されから皮膚を守ってくれる物ですが、その成分で肌が被れてしまうこともあります。
虫よけ製品にはどのような成分が含まれ、体に影響を与えるのでしょうか?
今回は、虫よけ製品の安全性と肌への影響を紹介します。
虫よけ製品に含まれている成分とは
いろいろな種類の製品がお店に並んでいる今、夏場は毎日使うという人もいるでしょう。
虫よけスプレーやジェル、電源を入れて使う虫よけ製品も人気ですよね。
そんな虫よけ製品にはDEET(ディート)と呼ばれる化学物質が含まれていることが多いです。
このDEETという成分の安全性を疑問視する声もあり、小さなお子さんを持つ家庭ではこの成分を避けて虫よけ製品を購入される方もいます。
DEETは、人体に影響がないとされている成分ですが、その安全性は絶対の保証がないのが現状です。
体質によってはアレルギー反応を起こしたり、大量に体内に取りいれてしまうと神経毒性を発揮して麻痺を起してしまう可能性があります。
少量の使用であれば無害とされていますが、虫よけ商品で「6歳未満のお子様には使用しないで下さい」などと記載されている製品には、必ずと言っていいほど DEETが使用されているのです。
化学物質は以前から安全性を疑われているものが多いのですが、DEETもその化学物質のうちの一つであり、免疫力の弱い子どもや年配者へ使用する時は注意が必要、と言えるでしょう。
DEETを避けた自然派虫よけ商品
近年、DEETによる人体への影響を恐れて自然派の虫よけ商品を使用される方が増えています。
虫よけ効果のある自然素材だけで作られた製品は、万が一吸い込んでしまったりしても安全なので、家族全員で安心して使うことができるでしょう。
効き目は化学物質配合の製品よりも穏やかですが、天然アロマを使用している製品などは虫よけ効果とリラックス効果のふたつを得られるのです。
アレルギー体質や敏感肌、そして小さなお子さんにはこういった安全性を売りにしている虫よけ製品を使うことをオススメします。
自分で作れる? 天然虫よけスプレーの作り方
近年、自分の好きな植物で自然成分の虫よけスプレーを作る方が増えています。
自分の好きな香りで手作りしたものは、信頼性も高く使うのも楽しみになりますよね。
ここで、オススメの植物と虫よけスプレーの作り方を紹介します。
・用意する物
1. 精油(シトロネラ、レモンユーカリ、ゼラニウム、レモングラスがオススメです)
2. エタノール10ml
3. 水(精製水か浄水器の水)90ml
4. ガラス容器
5. スプレー容器(ガラス)
・作り方
1. エタノールをガラス容器に入れて、精油を入れて混ぜる
2. 水を入れてよく混ぜる
3. スプレー容器に移し替える
4. 気温の低い冷暗な場所で保管
以上です。
とても簡単に作ることができるので、ぜひ試してみて下さい!