老化・病気の元!腸の汚れ炭が浄化する?
内臓の不調は、体のありとあらゆる場所に悪影響をもたらすことは皆さんご存知でしょう。
特に腸は、正常に機能していないと身体を老化させてしまったり、病気の原因になることもあるのです。
そんな腸の浄化に、「炭」を使うと良いことをご存知でしょうか?
今回は、腸の汚れの影響と炭の関係についてお話します。
腸が汚れる理由と影響
腸の汚れは「宿便」とも呼ばれる、腸内に長く滞留している便や食べカスのことです。
便秘の人は約4〜6kg、快便の人でも2〜5kgは体内に宿便が残っている可能性があります。
運動不足や野菜不足、喫煙や睡眠不足など、さまざまな生活習慣の乱れで腸内に汚れが溜まってしまい、改善しないと汚れが溜まってしまうのです。
そして、この腸の汚れは体の様々な部分に影響をもたらします。
代表的なのは肌荒れで、腸の汚れが原因で血液の状態が悪くなり、汚れた血液が全身の血管に送り込まれて毛穴に詰まっている皮脂と結びつき肌荒れを起こすのです。
肌機能の低下や血色不良、シミ・シワの出来やすい肌になるので、見た目年齢が老け込んでしまうこともあり、また免疫力の低下・脳の疲労・慢性疲労・新陳代謝の悪化・太りやすい体質などの不調が体に現れやすくなります。
これはその部位へのケアを施しても、腸の汚れが無くならない限り根本的な改善には繋がりません。
腸は汚れが溜まっている状態を打開しようと腸の中に憩室(けいしつ)と呼ばれる袋状の部屋を作ります。
この憩室は簡単に言うとゴミのようなもので、汚いものを入れておくだけで排出を促さないとその場所にずっと留まってしまいます。
憩室を放置したままにしておくと炎症を起こしてしまい、最終的に癌になってしまうこともあるのです。
女性は代謝や消化不良などの関係で便秘になりやすく、男性よりも大腸がんの発症率が高いということをご存知でしょうか。
これは宿便や憩室が関係しており、きちんと腸内環境を整えておかないと難病を招いてしまうのです。
「吸着が鍵」炭と腸の関係
「炭と腸になんの関係があるの?」と思う方も多いでしょう。
炭は消臭効果があることで有名ですが、炭には腸内をキレイにしてくれる働きもあります。
炭にある腸内に滞留した食べカス、老廃物などから出る有害物質やガスを吸着して、便と共に体外に排出してくれる働きを持っています。
つまり、難病や老化の原因になる宿便を体外に排出してくれるのです。
慢性下痢にも効果があるとされていて、整腸剤に使われることもあります。
適量の炭を体内に摂り入れるだけで腸内を浄化できて、肌も内臓も健康にしてくれる炭は、漢方薬などとして使用されることも。
最近では食用炭を使用したクッキーやサプリメントなども販売されているので、気になった方は是非、一度試してみてはいかがでしょうか。
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