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みなさんは、「テラヘルツ波」というものをご存知ですか？
近年、さまざまな分野で実用化に向けて研究が進められているテラヘルツ。
健康グッズやストーンアクセサリーなどで名前を目にしたことがあるかもしれません。

テラヘルツとは、光と電波の間に位置する電磁波のこと。
今回は、話題のテラヘルツについて詳しくご紹介いたします。

始めにお話しした通り、「テラヘルツ波（テラヘルツ光）」は電磁波の分類のひとつです。

電磁波は周波数によってさまざまな種類があり、周波数が低いものから、“電波”“光”“放射線”と分類されています。
そこからさらに、“電波”の中にアマチュア無線に使われる「短波」や、テレビ放送に使われる「マイクロ波」が、“光”の中に「赤外線」や「紫外線」が、“放射線”の中に「X線」や「γ線」が、と細かく分けられているのです。

どの周波数からがテラヘルツ波なのかは明確に定義されておらず、周波数1THz前後の電磁波を指すとされています。
電波である「サブミリ波」と、光である「遠赤外線」に重なっているため、光と電波の間に位置する領域として注目を集めているのです。

光と電波の中間に位置するテラヘルツ波は、光のように観測することができ、さらに電波のように物質を透過することが可能という特徴を持っていることから、さまざまな分野での活躍が期待されています。
テラヘルツの特徴を生かすことで、無線伝送技術や、イメージング技術、分光分析技術がより優れたものになるのです。

空港のセキュリティーチェックや天体観測、皮膚がんの早期発見、肌の角質層の診断、野菜や果物の品質検査など、応用可能な分野は医療から通信、宇宙から農業までさまざま。
しかし、電波の技術を応用して扱うには周波数が高すぎ、光の技術を応用して扱うには周波数が低すぎるテラヘルツ。
テラヘルツを有効に活用する方法は、世界中で研究、開拓が続けられています。

テラヘルツヒーラーは、スイッチを入れることで部屋全体が活性化され、植物の成長を促進してくれます。
また、睡眠時に頭部に当てることで脳内が活性化されます。使用時以外は冷蔵庫に入れて鮮度を保つことが大切です。

いかがでしたか？
光と電波の間の未知の領域、将来さまざまな分野での応用が期待される「テラヘルツ」についてご紹介いたしました。
これから先、空港や病院など、日常生活のさまざまな場面でテラヘルツ技術の活躍を目にするかもしれませんね。