どんどん治りにくくなる？ 水仕事が手荒れを招く原因と対策方法
指の赤みやかゆみ、皮膚のひびわれに悩んでいるという方はいませんか？
炊事や洗濯などの水仕事が多い主婦や、同様に水に触れる機会のある調理師などに多い手荒れ。
なんとかして治そうにも、家事や仕事をやめるわけにはいきません。
そこで今回は、水仕事が手荒れを招く理由とその対策方法をご紹介いたします。
なぜ水仕事が手荒れを呼ぶ？
水仕事の中でも、特に手荒れの原因となりやすいのはやはり洗い物。
長時間水に手を付けていると、手の皮膚を保護するための皮脂が流されてしまいます。
洗い物の際は水に加えて食器用洗剤も使用するため、油汚れ同様に手の皮脂まで奪われてしまうのです。
冷水よりもお湯の方がより皮脂を奪うため、温かいお湯で洗い物をする冬は特に手荒れがひどくなりやすくなっています。
また、水仕事のあとはつい手を軽く拭っただけで次の仕事に取り掛かってしまいがち。
手をしっかりと拭かずに自然乾燥に任せてしまうと、皮膚の水分まで一緒に蒸発してしまいます。
このような状況を繰り返すことで皮膚の状態がどんどん悪化し、手荒れよりも治りにくい「洗剤かぶれ」になってしまう場合もあります。
手荒れ・洗剤かぶれの対策方法
手荒れや洗剤かぶれを予防するためには、こまめなスキンケアが大切です。
水仕事の前後には手を保護するためのクリームを塗り、お風呂上りには顔同様に化粧水とクリームで潤いを保ってあげましょう。
洗い物の際にクリームで手のひらがヌルヌルするのが気になるという方は、甲と甲をすり合わせて手の甲にのみ塗るのがオススメです。
クリームを塗る際は、皮膚のシワに沿って塗り伸ばしていくとより浸透しやすくなりますよ。
また、洗い物の際は冷たすぎず熱すぎない32~35℃のぬるま湯で行うのがベスト。
既にひどい手荒れで困っているという方は、上記のポイントに加えてゴム手袋を使用してみましょう。
市販の薬用クリームを使用しながら、手を水から守ってあげることが改善への道です。
洗剤を変えてみるのも○
食器用洗剤の多くは「合成洗剤」です。合成洗剤は油を落とす力が強力な分、手の皮膚にかかる負担も大きくなってしまいます。
そこでオススメなのが、皮膚に負担をかけない優しい素材の洗剤に変えてみること。
肌にやさしい液体洗剤・（手あれ防止）
素手で触れても手荒れしにくい優しい素材で作られた液体洗剤。
発泡剤を入れておらず、すすぎの際のヌルヌル感が解消されます。
水仕事の際にかゆみや皮剥けが起こってしまうという方にオススメです。
詳しい商品説明はこちら
水仕事が手荒れを招く原因と、予防・改善のために行いたい対策方法をご紹介いたしました。
仕事や立場上、どうしても水仕事をしなければならないという方は多いもの。
今回ご紹介したポイントを意識して、手を労わってあげてくださいね。
肌が弱い方などは、特に洗剤の成分を良く確認してから購入するよう心がけましょう。
